ワーホリ/Working Holiday

ワーホリの目的

我々のワーホリの目的は、あくまで英語の特訓でした。フィリピンに1年留学したかったのですが、そんな予算はありません。そこで考えたのが、働きながら英語を身につけること!!ワーホリ前に立てた目標は、以下2点です。

※ワーホリは当初半年の予定でしたが、10ヵ月に変更しました。

・継続してIELTSの学習をして、旅に出る前にIELTS6.0-6.5を取る

・働きながら実践的な英語の体得をする。ネイティブとも対等に会話したい!!

これらを意気込んで、フィリピンから渡豪してきました。しかし、オーストラリアで後に洗礼を受けることになりました。ネイティブの特に西洋系男性の英語が聞き取れないんです。この人たちと対等に話せる日が本当に来るのだろうか。半年で対等に話せるようになるなんて不可能ではないだろうか。それから、純粋に相手の言っていることを理解したいという願望が強くなり、IELTSの勉強意義薄れていきました。とにかく、ネイティブと話す機会を作って、特訓しないといけない。そのような感情の中、10ヵ月のワーホリが始まりました。

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オーストラリアを選んだ理由

ワーホリの存在を知った時、迷わずシドニーを選びました。なぜなら、2006年3月、大学在学中に5週間の短期留学で、マレーシア人ホストファミリーにお世話になっていて、もう一度会いたいと思っていたからです。今回、快諾してくれて、またホームステイをさせてくれることになりました。今回の旅の目標である、「人を訪れる旅」ということもあり、半年間滞在することになり嬉しい限りでした。しかも、今回は奥さんを紹介できました。半年間、お互いが仕事をしていたこともあり思ったより、時間を共にすることができませんでしたが、同じ屋根の下で半年間一緒に暮らすという、貴重な思い出となりました。

ワーホリに行ったらまず最初にすべきこと!

現地に着いたら、早く仕事を見つけなきゃ!と思うものですが、いくつか事前準備が必要です。必須事項を見ていきましょう。

銀行口座開設(真っ先に対応)

一部キャッシュジョブを覗き、通常、正規ジョブでは採用をもらった会社との契約時に銀行口座を記入する必要があります。給料は、私の知る限り週に一度、もしくは隔週に一度振込まれます。我々はシドニーのシティー(ダウンタウン)のNABの支店で作成しました。窓口で担当の方と数十分登録手続きをして、後日(1週間以上経過したか、正確な日数は把握していません)ホームステイ先に届きました。

タックスファイルナンバー取得(真っ先に対応)

こちらも雇用主との契約に必須です。ATO(オーストラリア税務局)のウェブサイトからオンラインで申請します。受け取りに時間がかかることもあるようです。

携帯電話取得・SIMカードセッティング(真っ先に対応)

日本の携帯は、SIMロックかかっているキャリアが多いかと思います。我々はソフトバンクでの契約でしたので、SIMロックがかかっており、フィリピンでSIMアンロックのSamsungの携帯を購入しました。職探しにも、住居探しにも、携帯は必須ですので、SIMアンロックの携帯入手、SIMカード入手、アクティベートしましょう。我々は、OPTUSの店頭で購入し、セッティングなど全てしてもらいました。(セブンイレブンでもSIMキットがあり、自分でもできます)プランは色々ありましたが、通常は有効期限28日で金額により、利用できるデータ容量が変わってきます。一度セッティングが終われば、その後のデータのチャージは携帯のアプリからできます。

在留届け提出

外国に3か月以上滞在する方は、大使館、領事館へ在留届けを提出する義務があります。しかし、届けを提出しないとペナルティがあるかというと、そういう訳ではありません。現地の自然災害や犯罪などの注意喚起を随時メールで受け取ることができますので、提出するようにしましょう。

上記4点において、素晴らしい記事を書いているブログがありましたので、詳しく情報が知りたい方は以下リンクにアクセスしてください。

留学/ワーキングホリデー 到着後の手続き

住居の確保(真っ先に対応)

ホステル暮らしでも仕事は見つけられると思いますが、安心して眠れる住居は必要ですよね。また、ホステルよりもシェアハウスの方が通常は安いはずです。(場所によりますが)探し方は、友人、知人の紹介があれば、一番手っ取り早いかと思いますが、縁もゆかりもない場所ではなかなかそういう訳にはいかないと思います。我々は、最初の訪問地、シドニーでは事前にホームステイすることが決まっていましたが、最後の滞在地パースではGumtree(ガムツリー)を利用して、シャアハウスを見つけました。ガムツリー 他の都市では分かりませんが、パースでは、ガムツリーにフラットメイト(シャアハウスで共同生活する人)を募集している人はオーナーではないケースがあります。各シェアハウスで長く住んでいる管理人的な人が、自分の部屋以外の部屋もオーナーと契約し、又貸しをしているケースが何件かありました。又貸しなので、オーナーと直契約した方が安くなりそうですが、オーストラリアではオーナーが長期居住者に委託してしまうことが、周りに聞く限り通常のようです。又貸ししているホストも、部屋が空くと損失になりますので、早く借りてを見つけたい。なので、あまり変な価格では借りてが見つからないので、ぼったくりなどは無いかと思います。しかし、ガムツリーの提示価格よりも安く借りることも可能かと思います。我々の場合は家の見学後、保留にしたところホストの方から週10ドルの値引きがありました。結果、我々は、ホストが韓国人のシェアハウス(アパートメントの1室)で落ち着きました。(3人のシェアハウス)そこでは、電気、光熱費をホストがまとめて支払してましたので、浪費しないように言われていました。電気、光熱費までホストが管理しているか否かは、そこのオーナーとホストの契約にもよるかと思いますが、住居を決める前にホストとある程度状況を確認していると、ギスギスせずに過ごせるかと思います。

参考までに我々のパースでのシェアハウスの価格を紹介します。

パースシティからバスで約10分、3.3kmの場所(ノースパースエリア)で、週210ドル(部屋なので、2人分)でした。(電気、光熱費込み、Wi-Fi利用料込み)住居は古い方でしたが、閑静な住宅街で立地も良く、綺麗で住み心地がとてもよかったです。我々の知る限りですが、アパートの中にプール、ジャグジーバスなどもついて、週に250ドルもありました。(パースシティからバスで5分ほどのイーストパースエリア)

写真は、2か月半住んだシェアハウスです。ルームメイトは韓国のクアン君(同年代)とだけ。貴重な経験ができました。

レジュメ作成、印刷

飛び込みでの就活、ガムツリーやその他オンラインのジョブサイトでの就活も含め、レジュメが必須となります。レジュメと聞いて、難しく考えるかもしれませんが、私の経験則でいくと、レジュメに時間をかけずに友人やネットで記載してある内容をコピペして必要な部分のみ書き換える方法が効率的で良いかと思います。レジュメは5分で作成し、早速就活を開始しましょう!

さて、就活だ!

就活の方法は、飛び込み営業、ガムツリーなどのジョブサイトを利用、友人の紹介などがあります。我々の場合は、飛び込み営業、ガムツリーを利用しました。前提条件として、我々の就活方針は英語の実践ができる環境であること=ローカルジョブ(正規ジョブのこと)でした。そして、就活開始後、20日程で夫婦ともにローカルジョブをゲットしました。契約までの流れは以下です。

1・飛び込み営業

我々は、シドニーのシティのタウンホールからサーキュラーケイ、ダーリンハーバーまでのエリアにあるレストランを片っ端からレジュメを配り歩きました。ここでの注意点は、キーマンに会うこと!小さいレストランであればボス、大きなレストランであれば、セクションのマネージャー(大きなレストランは、ウエイター、バー、キッチンの3つにセクションが分かれていて、各セクションに採用権のあるマネージャーがいます)に直接会って、従業員の募集がないか確認することが重要になってきます。飛び込み営業の際に、必ず採用権のあるボスかセクションのマネージャーがいるか聞き、いなければレジュメを渡してもらえるようにお願いすることと、次回の出勤時間を確認し、本気であればその時間に再訪問して、直接キーマンにアプローチする方が採用の可能性が上がるかと思います。キーマンに会えれば、白黒はっきりします。我々の経験上ですが、キーマンに会えた際に、募集がある場合はその場でトライアル(試用期間として、働くこと)が決まります。募集が無い場合や、募集があってもキーマンに気に入られない場合は、募集が無いとはっきり断られるか、勤務表を確認して、必要があればあとで連絡すると言われます。大抵この場合に、トライアルに進むことはありませんでした。

2・トライアル

トライアルが決まると、雇用される可能性はグーンと上がります。私の場合は、4回中3回採用されました。奥さんの場合は、3回中2回です。トライアルは基本無賃ですが、パースでの仕事は全国チェーンのレストランということもあり、トライアルも有給でした。時間は、約2時間から4時間が通常のようですが、私は一度8時間のトライアルの末、採用されなかったところがありました。無賃で8時間働かせるということは、通常無いかと思いますが、個人経営の小さなレストランなどでは、ボスの性格次第となりますので、注意が必要です。トライアルの内容は、職種によります。我々は基本キッチンハンド職でしたので、料理の下ごしらえ、食器洗い、その他雑用を2時間から4時間ほどして終わりました。

3・雇用契約

契約する際は、トライアルの最中にボスに呼ばれ、雇用契約の書類を一式渡され、次回の出勤日を調整します。特に初めて仕事が決まった時は嬉しいものです。書類には、雇用登録書の他に、会社規約への同意書(行動規範、器具やロッカーを壊した際の支払金額なども含まていることもありました)大抵、次回出勤日に持参するように言われます。この際に、口座詳細、タックスファイルナンバーが必須となりますので、これらを真っ先に対応することを強くお勧めします。

ワーホリでクビも有り得る??

シドニーのとあるチェーンレストランで採用され、嬉しくて一生懸命仕事をしていました。この時の仕事は、まさに皿洗い、掃除とシェフへお皿やフライパンなどの調理器具を渡すなど、いわゆる雑用でした。それでも初めて海外で、英語で仕事をすることに喜びを感じていました。レストランで使う英語などは全くの素人だったのと、オーストラリア英語に全く慣れていなかったので、いきなり「Tatsu! take bin!!(ゴミ箱持ってけ)」や「take mayo from the cool room!!(冷蔵庫からマヨネーズ持ってこい)」など言われて、ビンという単語を知らずにビールの瓶かと思ったり、クールルームと言われて、3秒ほど考えて、ようやく冷蔵庫と分かったり、その他キッチン用語を単に知らなくて、聞きお直したりと大変でした。また、数百人のキャパシティがあるレストランの食器類は半端なく、全く初めての仕事にかなり苦戦していました。しかし、まだ仕事を始めて二日目。うまく回せなくても大目に見てもらえると思っていたのですが、次週のシフト表を見たら次週のシフトに水曜日しか僕の名前がありませんでした。このことに、疑問を持ち、ヘッドシェフ(ジブリ、天空の城のラピュタの空賊のママのようなキャラ)にもっとシフトに入りたいことを告げると、「キッチンハンドは多いから、みんなでシェアする必要があるのよ」と言われ、シフト表を見ると同期のインドネシア人が週6で入っていた。。。これはまさか。。シフトの穴を埋めるためだけに採用された(利用された)だけなのかもしれない。とにかく次は水曜日に働けるとのことで、不満を持ちながら帰宅しました。数日間仕事が無いので、シドニー工科大学内のフリースペースで英語の勉強をするなど時間を費やし、水曜日にバイト先のレストランに入ると同時に、ヘッドシェフから大声で呼ばれました。「土日に色々考えてたんやけど、あなたにはまだ大きなレストランは早いわ。あなただったらすぐに別の仕事が見つかるわよ!」と肩をバシっっと叩かれました。実は前日の夢でクビにされる夢を見ていて、バイトに行く前から何か不吉な予感がしていたが、マサユメになるとは。。シフトにほとんど入っていない時点で怪しいとは思っていたのですが、予感は的中したようです。(苦笑)この時、一気に火が付き、クビ宣告の5分後にはレジュメを20枚印刷して、速攻飛び込み営業をした結果、何と半日でトライアルを4つGET! 早速翌日に、4時間トライアルの結果合格。その時点で、他のトライアルを断り2社目が決まりました。2日でクビという衝撃が残っていたので、次こそはと意気込みながら2社目のバイトがスタートし、結果そこでキッチンハンドとして5ヵ月間働くことになりました。(3社目はストロベリーピッキング(アルバニー)、4社目はナイトマーケットの屋台(パース)、5社目(最後)は、レストラン(パース))

働いた内容、生の英語の難しさを痛感!!でも国際交流の楽しさも同時に実感!!

シドニー 職場 レストランのインナーキッチン 職種 キッチンハンド 期間 5か月

写真は、超下品でおもろい同僚たち。

オペラハウスから一番近いレストランのインナーキッチン(料理の下ごしらえ)で5ヵ月働いた。場所はキングスクロスというオペラハウスから徒歩30分くらいの場所だ。役割は、シェフが調理する前にできること全てを我々が準備する。例えば、イギリス系の国の定番である、フィッシュアンドチップスの魚を切り、小麦粉、卵、パン粉をまぶしてバケットに詰める作業。サラダのために、単に赤かぶや玉ねぎをただスライスしてパッキングするものから、調理までするものまである。主に、シェフ達がするのだが、マグロを捌いたり、ダッグを捌いたりもしている。デザートも我々の担当だ。私はキッチンハンドなので、主な仕事はフィッシュアンドチップスの魚、フィッシュコロッケの下ごしらえ、その他シェフのサポートをする役目だった。ここで良かったのは、ボスの方針が入れ替わりが激しい、ワーキングホリデーの我々にも色々な仕事を任せてくれたことだった。シェフがするような、大きなフライパンを使い、調理までさせてくれることもあれば、デザートもたまに作らせてくれたりした。従って、ここでは英語だけではなく、キッチンで働く知識、料理の知識を得ることができて、貴重な経験となった。

そして、英語だ。フィリピンで半年間みっっちり特訓してきたが、ここで相当苦労することになった。ボスは中国系のイギリス人、同僚は、オーストラリア人、イタリア人、ネパール人、そして、僕が働き始めて2ヵ月くらいに韓国人が入ってきた。ボスとオーストラリアンは独特の発音もあり、聞き取るのが難しい。イタリアン、ネパリーズもネイティブ並みにペラペラでしかもしゃべりが速い。フィリピンでネイティブや他の国のネイティブ並みにペラペラの人との交流がなかったため、簡単な会話も苦労した。ボスからの指示も聞き直すことも多々あり、生の英語の難しさを実感!!しかも働きながらなので、何回も聞き直すのも聞き辛い。極めつけに音楽もガンガンだ。ある程度、ルーチン作業が分かってくると、何とか働くことには支障が無くなるのだが、今度は雑談が辛い。正味ネイティヴ4人と僕という構図での雑談は、自分への質問以外は殆ど会話に入れない。これは辛い。たまに気を使ってか質問をしてくれて少し会話に入る程度で、彼らが普通に話しているスピードには到底ついていけず、ポツンと一人で黙々と仕事をしている時が、何か悲しくなるのです。(焦)

そして、急に救世主が現れた。どこからどう見ても、韓国の若い男がトライアルに来たのである。ボスが彼の名前を「キム」と言ったときに、何も驚かなかった。(笑)彼も英語がペラペラだったらまた孤立すると思ったが、彼は期待を全く裏切らず僕の飲み友となったのでした。(笑)イギリス人がオーナーということで、フィッシュアンドチップスはエントリーオーダーのメインであり、注文量はかなり多い。この下ごしらえは、単純作業のためキチンハンドのキム君と僕の主要な仕事となっていた。彼とは妙に波長が合いバカ話しをしながらケラケラ笑いながら仕事していると、ボスやオーストラリアンのマイケルから「ハリアップ(急げ)」とよく言われていた。(笑)男だけの職場のため、皆口が悪い。下ネタからFワードのオンパレードだ(笑)ここでの仕事は、1日のオーダーが終われば終了という仕組みのため、時間給の関係ないボスやイタリアンは早く帰りたいため、急かしてくる。マイケルは時間給なのに急かしてくる。(笑)お昼は、交代制で料理したため、中華、ネパール、イタリアン、コリアン、フレンチ(1ヵ月だけフランス人がいた)など毎日違う料理を楽しめた。しかし、もともと料理に縁が無かった僕は、毎回、献立を考えるのと事前練習をするのが大変だった。5ヵ月間で12回お昼を担当したが、以下が僕の作った昼飯のメニューと口うるさい同僚の評価である。

1・ジンジャーチキン・・好評

2・親子丼・・酷評 卵をトロトロの状態で出そうとしたところ、イタリアンのマシモから半熟は危ないと火を強くされ焦げてしまったのだ。。外国人に親子丼はやめた方が良さそうだ。

3・照り焼きサーモン・・好評

4・チキン、ミソ、ジンジャーのホイル焼き・・好評(一番うけた)

5・サーモン、塩バター、ホイル焼き・・まあまあ好評

6・ジャークチキンの肉野菜炒め・・酷評 

7・焼きソバ・・可も不可もなく 特にコメントはなかった。

8・ソーメン・・まあまあ好評 みなするする食べていた。

9・ジンジャーポーク・・好評

10・甘酢っぱ煮チキン・・酷評 酢を入れ過ぎてかなりきつい味となった。しかし、中国系のボスは、悪くないといって普通に食べていた。因みに私も食べられないくらい酷い出来だった。イタリアンは速攻、食べなくなった。(笑)

11・オムライス・・酷評 卵系はやはり受けない。ネタがなく、挑戦的に作ってしまったのだ。

12・カレーライス・・好評 うまいうまいと皆食べていた。

国籍によって味覚は異なるし、同じ国籍でも人によって味覚は異なるとは思うが、お酢の味、半熟系の卵は外国人、特にアジアン以外にはウケないと思った。オーストラリアンのマイケルはダイエット中ということもあり、野菜を特に好んだ。あと、MSG(食品添加物)を含んでると、嫌がられる。オーストラリアでは健康意識が高まっていて、MSGの有無は非常に大事らしい。カレー粉や焼きソバのソースなどにも入っていて、マイケルはMSGをチェックしに来て、入っていたので昼食を食べなかった。もちろん人にもよると思うが、MSGに対しての捉え方が日本人とは全く異なることが分かった。

この職場では、3つのレストランの向けに下ごしらえしており、ヘルプで働くこともあった。特に、タウンホール近くのレストランでは毎週土曜にヘルプで入ることになり、実質職場が2つあるような働き方になった。ヘルプ先のレストランも幸い日本人がいなく、完全英語環境で、そこではバングラディッシュ人のボスをはじめ、イラン、ネパール、オーストラリア、ベネゼエラ、フランス、台湾、ドイツ、ポーランドなどまた国際色豊かなメンツでの仕事であった。ここでもキッチンハンドとして働き、約3カ月土曜日だけ働いた。ここは、インナーキッチンではなくレストランのため、お客が目の前にいる中での仕事となり若干緊張感があったが、良い経験となった。ここでは、お客が目の前にいるので雑談はあまりできない環境であったので英語を鍛えることはできなかったが、あらゆる国籍の人たちと一緒に仕事するのは非常に興味深かった。

アルバニー(WA州 南の小さな街) ストロベリーピッキング 期間1ヵ月弱

普通、ファームジョブというのは、ワーホリのセカンドビザ(2年目の滞在ビザ)取得のためにあるものだが、我々は、せっかく自然が豊かで広大な土地を有するオースラリアに来ているのだから、一度はファームジョブをしよう!ということでファームジョブに絞って仕事を探していた。ファームジョブ探しは、Pick the world もしくはGumtreeが有効的である。もちろん、友人の紹介があれば一番手っ取り早いだろう。

広大な大地のオーストラリアでは、多くのフルーツ、野菜などの農場があり、地域や季節によってフルーツ、野菜の種類が異なる。しかし、基本的には夏が収穫期となるので、11月頃から3月くらいまでが採用されやすい時期となる。我々は1月末頃から本格的に仕事を探し始めたので、なかなか見つからなかった。また、我々は車が無いので、車が無い条件で探す必要があったため、探すのが大変だった。車が無いので、農場に住み込みでないとならない。上記2つのサイトでオーストラリア全土で探したが、なかなか見つからず結果、悪名高いストロベリーピッキングに決まった。ファームの仕事は特に経験、英語力を問われないことが多いので、メールだけのやりとりで採用された。我々はシドニーの後に、アデレイド友人宅にお世話になっていたため、アデレイドからアルバニーまでパース経由で、2日間の大移動をして農場に辿り着いた。

見る通り、掘っ立て小屋だ。

中も期待を裏切らない。笑 

そこがきつかった!!この仕事は完全歩合制。結果、我々は1ヵ月足らずでここを去ることになった。朝6時から早い時で10時まで、遅い時は12時過ぎまであった。ピッキングは想像をはるかに超えて大変で、足元にあるイチゴを収穫するため、ずっとしゃがんだ状態となり足も腰も痛い。そして、この時期のアルバニーは日によっては寒い。雨が降ったらもう最悪だ。寒いだけではなく、農場が沼のようになり、沼を這いながらイチゴを取る。寒い日や雨の日は、通常より1バケットのレートが高いのだが、たかが知れている。

その日の収穫分をパッキングする。早い日は14時くらいで終わり、一番遅い日は19時30分まであった。パッキングは約300グラム一パックが目安で、パックしたらベルトコンベヤーに流す。本当に単調な作業で気が狂いそうになる。正確に詰め込まないと、パッキングがスムーズにいかずイチゴが傷つくとパックごと戻されてやり直し。もう最悪だ。因みに、ワーホリ組で圧倒的なスピードを誇ったのがイギリス人女性だ。周りの2倍近くパッキングしていた。次にアイルランド人女性。次いで日本人女性(残念ながら奥さんではない)。どうやらパッキングは断然女性が得意らしい。イチゴは大小2つパッケージに詰込、潰れていたり、まだ赤くなっていないイチゴはジャム用のバケットに入れることになっている。その仕分けが本当に面倒なのだ。うかつに綺麗なイチゴをジャム用に入れてしまうと、人相の悪い田舎のオーストラリアン社員に、中をほじくられ元のバケットに戻される。気の滅入る瞬間だ。。(笑)

結論、セカンドビザが必要ではない場合、ストロベリー農場での仕事はおすすめできない。人によるが時給はだいたい8ドル~10ドルくらいか。(パッキングが神がかり並みに早かったイギリス人女性は時給約20ドルくらい、その他ピッキングの速い同僚は15ドルくらいは稼いでいたとは思うが、よっぽどのモチベーションがないと維持はできないはずだ)しかし、たった1ヵ月ではあったが、同じ屋根の下で7ヶ国の国籍の同僚、一緒には住んでないが出稼ぎで来ているマレーシア人達と過ごした日々は本当に貴重な経験となった。

パース ナイトヌードルマーケットでの日本食屋台 期間 12日

ストロベリーピッキングから脱出した我々は、ワーホリ最後の都市をパースに決めた。世界一周旅行のスタートまで残り2か月半と中途半端な期間であったため、いわゆるキャッシュジョブか短期の仕事を繋いで凌ごうと思っていた。そんな矢先にガムツリーでナイトヌードルマーケットという12日間の催しの中に、餃子と焼きそばの屋台で募集があった。時給も悪くない。ただ一つ問題があった。同僚が日本人だと英語を話せない。応募元を確認するとROBと書いてあった。日本人ではなさそうだ。レジュメを送ると見事にグループ面接に進んだ。面接はカフェとのことで、そこには日本人がたくさんいて、オーナーのROBさんは日本好きのアジア系の人で英語名を使っていると勝手に想像しながらカフェに行くと、予想とは裏腹に、オーナーはオーストラリアンでカフェにはインド人からイギリス人から様々だった。結局、10人ほど採用されたが、日本人は僕一人。思ってもいない結果となり、僕としては持ってこいの状態となった。

ボスのROBは大の日本好きで、日本に4年ほど滞在していたらしい。ボスが日本語ペラペラだったら英語環境的には良くないが、幸い全然しゃべれない。(笑)僕の勝手な思い込みかもしれないが、英語目的でワーホリに来たら、完全英語環境が良いと思っている。この仕事をするまでは、頑固に日本食系を避けてきたが、今回のような状況になることもある。同僚たちが日本好きという理由で応募した訳ではなかったが、日本食屋台で日本人一人ということで、会話には困らなかった。しかも屋台での仕事は何か学園祭を思い出し、楽しく仕事ができた。屋台に限らず、日本人食レストランでオーナーが外国人(主に西洋系)の場合、従業員も国際色豊かな場合があるので、そこを狙い目にするのもいいかと思う。

パース オージーパブ(全国チェーン) 職種 キッチンハンド 期間 1ヵ月と少し

12日間連続の屋台の仕事が終わり、最後の仕事を探そうと思っていた矢先に、屋台で働く前にレジュメを配っていたパブのヘッドシェフからメールが届いた。週末だけのキッチンハンドを探しているらしい。もう呆れるほど、都合の良い話しだ。屋台が終わった次の日に面接に行き、その場で仕事が決まった。この仕事だけは、トライアル前に契約できた。大きな会社は待遇が違うようだ。土日のみの仕事というのは、僕にはとっても魅力的だった。というのも、旅の前に英語の勉強と税金関連を調べる必要があったからだ。しかも土日は給料がすこぶる良い!

このパブは最初にクビにされたレストランに匹敵するくらい大きく、土日ということもありとてつもなく忙しかった。キッチンハンドは洪水のように押し寄せる食器類を洗いながら、ピザやデザートも担当した。ラストオーダー夜22時以降に、シェフ達が大量に使ったフライパンなどの調理器具の山を轟音のように食洗器を唸らせながら片づけていく。今までの職場で一番大変だったが、気さくで優しい同僚たちで何とかやり切ることができた。食器洗いが大半を占めるキッチンハンドで、英語環境的には良いとは言えないが、インド人、コロンビア人、フィリピン系オーストラリアンなどまた新しい国籍の仲間と超多忙な熱気のあるキッチンで共に仕事をしたことは、掛替えのない時間だった。

ワーホリで英語は上達するのか??

上達はした。ただ、決して満足するほど上達したとは思えない。フィリピン留学半年、ワーホリ10ヵ月を合わせて1年4ヵ月英語環境に身を置いていることになるが、未だにネイティヴや発音や速口の人の英語は聞き直さないと分からない。字幕無しでの映画やテレビは細かいところまでは分からない。しかし、ワーホリ9ヵ月目くらいから何か、英語が伸びていると感触のようなものを感じてきたのは確かだ。でもそれは何となく、前より聞けてきているとか本や教材を読んでいて前よりスムーズに読めるとかその程度で、急に伸びた!と感じている訳ではない。本当に少しずつ伸びているのだと思う。

当たり前だが、ワーホリで英語が伸びる伸びないは個人差がある。個人の能力云々を言うと話しができなくなるので、環境について話したいが、英語を使える環境に身を置かないと決して伸びることは無いと思う。先に書いたが、屋台のボスは日本に過去4年滞在していたが、全く日本語がしゃべれない。日本語を使ってないからだ。英語を使わなければいけない環境が大事だと思う。そのためにも、日本人のいない職やシェアハウスを探すことは、ワーホリにとって相当大事なスタート地点のはずだ。あと、私は特にしなかったが、地域のコミュニティーなどで趣味の同じ友達を作ることも非常に有効的だと思う。そして、英語環境の仕事を得るためにも、友達を作るためにも最低限の英語の基礎をワーホリ前に修得していることが重要となるはずだ。ワーホリに来て実感したが、フィリピン留学でみっちり鍛えてきて良かったと思っている。

ファッキューされた数!?

オーストラリアに来て、少し頭をよぎること。人種差別だ。いや差別というと大げさかもしれないので、人種間の嫌がらせと言っておこう。人種関連でいうと、だいたい白人が有色人種に対するものと自然に想像するが、大方間違ってはいない。さて、10か月間で、私がFUCK YOUされた数は、

2回だ。

1回目は、シドニーの郊外の交差点で信号を待っている時に、車の窓から6~8歳くらいの白人の兄弟2人が、ファッキュー(中指を立てて)と大声で我々夫婦に向かって叫ばれたのだ。まさか、子供からとショックを隠せなかったが、あんな小さい子供がするということは、親がおかしいのだろう。なぜあんなことをしたのか、もちろん分からないが悲しいことだ。親が過去にアジア人との間で何か許せない出来事があったのか、ただ単に白人至上主義という考えをこのご時世でも持っているのかは分からないが、とても残念なできごとだった。

2回目は、シドニーシティのことだ。一人でセントラルステーションに歩いているところ、これも車の窓越しで、女優のような若い白人女性から無言でFUCK YOU(中指を立てて)をされたのだ。車がビルのパーキングの中に入る間の数秒間、じっとこっちを睨めつけながら。その時は2回目で免疫がついていたからか、ショックというよりも不思議だった。全くの他人に死ねと言えるものだろうか。いや普通は無理だ。オーストラリアもアメリカ同様、白豪主義で有色人種に対しての差別があったと聞くが、それは当の昔の話しで、若い人たちには無縁の話しかと思っていたが、白人オーストラリアンの中にはまだ偏見が残っているのかもしれない。恐らく、多くの白人オーストラリアンは差別や偏見などないのかもしれないが、2016年時点でまだ存在することは確かなのかもしれない。ただ、そういう事をする人というのは、単に教養がないだけなのかもしれない。

税金・年金関連の事務作業

オーストラリアの税金はバックパッカー税の導入(2017年1月から施行)により、大幅に変わっています。年金に関しては、2017年7月から変更。変更点は主に以下になります。

税金:2016年12月末までは、18,200ドルまでの収入に対して無税でしたが、2017年1月以降は一律で15%が収入の1ドルから課税されます。

※現在、2016年度(2016年7月1日~2017年6月30日)のタックルリファンド(源泉徴収)の時期ですが、オーストラリア政府はバックパッカーに対して、2016年7月1日から12月末までの期間も税金を多くとろうと、バックパッカーを基本的に非居住者として扱い、32.5%の税金を課そうとしています。我々もまさに対象のため、慎重にタックスリファンドをしようと調査中です。この内容に関しては、以下の他のブログで詳しくまとめてありますので、ご興味のある方がご確認ください。

年金:2017年6月末までは、年金全額に対して38%を税金で納めていたのが、7月以降は65%へ増税となっています。

※今後オーストラリアにワーホリに行く方は、年金はほとんどもらえないと思っていただいた方がいいです。税金は65%なので35%全額もらえるように見えますが、実は、雇用者(働いた会社)から年金ファンドの会社の口座に入金する際に15%の手数料がかかるからです。従って、1,000ドル年金が貯蓄されている場合、年金ファンドに入金される際に850ドルになり、それからさらに65%の税金を政府に取られて、297.5ドルしか残りません。更に、年金ファンドの口座維持手数料などで、数十ドル引かれるので受け取り額は非常に少ないです。レストラン系の会社は、入れ替わり激しいバックパッカーに対して、面倒な事務作業をしないことが多く、執念深く依頼をしないと動かないケースがあります。(我々は夫婦ともに、依頼してから3カ月ほどかかっています)少額でも絶対に受け取りたいという人は、働いている間に誰が担当なのかはっきりしておき、もし法律の義務である3カ月毎に年金ファンドに振り込まれていない場合は、すぐに担当に連絡をする必要があります。これも英語の勉強なので、無駄ではないですが、払うべきお金を払わないのは悪ですので、強気で依頼しましょう。

ワーホリを終えて

初めての英語で、外国人と仕事、30歳にして主に雑用と決して(強調!!)楽ではなかったですが、本当に来てよかったです。留学でも旅行でも味わえない、外国人と仕事をするという貴重な経験ができました。旅行後にアメリカ勤務を目指すための良いステップになりましたし、英語で仕事をするということがどういうことか旅をする前に分かったことは大きなことだと思っています。個人差はありますが、英語は1年ちょっとでペラペラになれず、何年もかけて体得するものだということがよく分かりました。この経験で、僕は2年の世界一周旅行中に継続して勉強することと、旅中も積極的に英語を使える環境に置くことを決意しました。

取材されました!

フィルポータルさんからフィリピン留学後の継続版として、取材されました。よろしければご覧ください。シドニーでの仕事について触れています。

「行かずに死ねるか!」旅の途中、PINES卒業生岩崎さんのワーホリ体験談

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